看護、介護
夏のお散歩について
こんにちは。ケアスタッフの澁谷です。
まだまだ寒いですが、今回は夏のお散歩についてお話しさせて頂こうと思います。
夏は気温が朝から高いため、なるべく早い時間がおすすめです。
5時〜6時代だとそこまで気温も上がっておらず、日差しも強くないため7時までには行った方がワンちゃんに優しいです。
日差しが強い時間帯にお散歩をしてしまうと、コンクリートの上などはとても熱くなっていてワンちゃんの肉球が火傷してしまう危険性があります。
その他に、熱中症の危険性も上がってしまうので、日差しの強い時間帯のお散歩は控えましょう。
また、お散歩中にはこまめにお水をあげてください。
こちらも熱中症対策になります。
夕方も、日が沈んできてからのお散歩をおすすめします。
朝早くのお散歩が難しい場合は、夕方〜夜のお散歩を長めにしてあげてください。
その他にも、ワンちゃんがお散歩を嫌がってしまうなど、お散歩についての悩みで相談したい時、ぜひ声をおかけください。
どうやったらワンちゃんと楽しくお散歩できるか一緒に考えて工夫していきましょう!
おしっこの取り方について
こんにちは!動物看護師の小西です。
入間市もだいぶ冷え込みますね…。
私は富山県出身(一応雪国)で冬生まれなのに寒さが苦手でこの季節はとても憂鬱です。
うちにいる猫さんも日中でもこたつの中からあまり出てきません。
こたつの中で人間よりくつろいでいる姿を見られるのは唯一冬のいいところかもしれませんね。
突然ですが、検査で使うから今度おしっこを持ってきてとこの容器を渡され、わかりましたといって受け取ったもののこれにどうやっておしっこを入れたらいいんだ?と思ったことはありませんか?
私がまだ小学生のころ飼っていた猫さんが腎臓病になってしまった時に同じようなことを言われ困ったことがあります。
そのため、今回はおしっこの取り方についてお話してみたいと思います。
まずはワンちゃんです。
ペットシーツでおしっこをしてくれる子はいつも使っているペットシーツの吸水してくれる面ではなく裏のツルツルした面を上にしてあげるとおしっこが吸水されず簡単にとることができます。
ただ、おしっこの後すぐにワンちゃんが動いてしまうと足が汚れてしまうのでそこだけ注意が必要です。
次はお外でおしっこをする子の場合や、ペットシーツを裏返すと警戒してしてくれなくなる子の場合です。
この写真はぬいぐるみですが、しゃがんでおしっこをする子はおうちで使っていないタッパーなどを足の間に入れることで取る事ができます。
足を上げておしっこをする子は写真のようにおしっこが当たるところにタッパーを置いてあげると取る事ができます。
ただこの二つの方法は、おしっこが跳ねて自分やワンちゃんについてしまう恐れがあるため、タッパーとワンちゃんの体との距離感が重要になってきます。当たり前かもしれませんが手袋をすると手は汚れません!
次は猫ちゃんです。
システムトイレを使っている猫ちゃんも割と簡単に尿を取る事ができます。
これは院内猫のうづらさんとししゃもさんのトイレですが、システムトイレはこのように砂の層とシーツの層で別れていると思います。
そのため、ワンちゃんと同じようにペットシーツのツルツルの面を上にすることで簡単におしっこを取る事ができます。
見にくいですが赤丸の方がシーツをひっくり返したものです。
ここに溜まったおしっこ集めるだけで簡単におしっこを取る事ができます。
最後に固まるトイレ砂でトイレをする子です。
猫ちゃんは特にトイレ中に警戒する子が多いため少し大変ですが、ワンちゃんの時のように足の間に容器を入れることで取る事ができます。
ただ、ワンちゃんのようにタッパーだと少し大きくて取りにくいため、足の間におたまを入れると丁度よく取る事ができます。
うちの猫さんがトイレ中の写真を撮らせてくれなかったため私の残念なイラストになりますがこのようなイメージですね。
おうちの子によって色んなトイレの仕方やこだわりがあると思うので、その子に合わせたおしっこの取り方を探してみてください!
もしこういう時はどうやって取ろう?イメージ画像がいまいちピンと来ないということがありましたらお気軽にお声掛けくだされば一緒に練習させていただきます!
今の季節特に猫ちゃんのおしっこに関わる病気が多くなります。
おしっこの取り方もそうですが、普段の『おしっこの頻度』『量』『トイレに入っている時間』『飲む水の量』などを把握しておくことでより早くおうちの子の異常に気づいてあげられます。
おうちの方が一番の主治医とよくいいます。
私もそうですが、 うちの子専門ドクターを目指してより良く一緒にいられるようになりたいですね。
新しく家に来た猫(だいず)について
こんにちは、動物看護師の星です。
今回は訳あって新しく家に来た猫(だいず)についてお話ししたいと思います。
だいずは元々外猫だったので来た初日に、血液検査とウイルスチェックをしたところ、猫免疫不全ウイルス(以下FIV)に感染していることがわかりました。
FIVとは主にケンカなどで咬傷部に唾液が入り込んでしまうことにより感染します。
一度感染してしまうと体内からはウイルスを排除できません。
そのため他の猫ちゃんを飼っている場合は感染防止のために隔離する必要があります。
銀杏
こんにちは。動物看護師の佐藤です。
日が暮れるのが一段と早くなり、朝晩の冷え込みに秋の訪れを感じます。
秋といえば紅葉。わんちゃんと一緒に紅葉を見にお出かけする方々も多いのではないでしょうか。
その際、気をつけていただきたいのがイチョウの木の実である「銀杏」です。
銀杏には中毒症状を引き起こす「メチルピリドキシン」という成分が含まれています。
この成分の過剰摂取により、下痢・嘔吐・元気がなくなるなどの症状が現れます。
また、外種皮には「ギンコライド」という成分も含まれており、触れることで皮膚炎や発疹などを引き起こすことがあります。
もし、誤って食べてしまった場合やお散歩後皮膚に異常が見られた場合は慌てずにまず病院へお電話ください。
いつもいい子でも誤って口に入れてしまう可能性はゼロではありません。
イチョウの木の近くをお散歩する際はいつもより注意してみてください!
献血ボランティアについて
こんにちは。動物ケアスタッフの岡田です。
今回は献血ボランティアについてお話ししたいと思います。
当院では輸血が必要な子に輸血が行えるよう、献血に協力してくれているワンちゃんネコちゃん、そして飼い主様がいらっしゃいます。
輸血をしなくてはならなくなった子がいる際に声をかけさせてもらい、当院へ来ていただき、血液検査を行って健康であるかを確認してから献血を行います。
しかし、献血をする際には幾つか条件があります。
以下は犬の場合です
・若くて健康(1歳〜6歳)
・体重が15kg以上
・狂犬病、混合ワクチン接種を毎年行っている
・フィラリア予防をしている
・雄もしくは出産経験のない雌
・輸血を受けたことがない
また、献血ボランティアに登録していただいている方には翌年のワクチン、フィラリア予防の割引(ワクチン50%off、フィラリア30%off)を特典として行っています。
輸血を行うことにより助かる命があります。
献血ボランティアに興味がある方、登録を考えている方がいましたらスタッフまでお声掛け下さい。
よろしくお願い致します。
猫のマウンティング
みなさん、こんにちは。
動物看護師の梁瀬です。
長かった猛暑も終わりだんだん過ごしやすくなってきて我が家の猫達も布団に入ってくれるようになりました。
今日は我が家の猫がよくやってしまうマウンティングについて調べてきました。
多頭飼いのオス猫はお家の中で順位意識するためにマウンティングをし自分が上であることを主張します。
また、ストレスが溜まってる時や縄張り争いでもすることがあるそうです。
うちのオス猫もメス猫がご飯を食べてる時、メス猫を撫でた後などにマウンティングすることが多いです。
マウンティング行動はただのじゃれ合いで遊びの延長の場合もあるそうです。
ですが、マウンティングしながらしつこく噛み付いている場合などはやめさせてあげるのが良いみたいです。
オス猫のしつこいマウンティングは、去勢することである程度軽減されます。
性格も穏やかになりますし、縄張り争いなどもする必要がなくなるので穏やかな性格になるでしょう。
また、運動させてあげることも大切です。
アクティブなオス猫は相手に思わぬケガをさせてしまう事もあるので、十分注意が必要でしょう。
最後にうちの猫のマウンティング中の写真です。
ねこ検定
初めまして。
8月に入社いたしました、動物看護師のコーカラインと申します。
東京の動物病院に5年程勤務した後、埼玉への引っ越しを機に働かせていただくこととなりました。
新しい環境で色々と不慣れな点もあるかと存じますが、どうぞよろしくお願い致します。
先日、本屋さんに立ち寄った際に、「ねこ検定の公式ガイドブック」というものを目にしました。
それまで、ねこ検定の存在を知らなかったのですが、内容を見てみると猫に関する歴史、文化、生態や適した環境づくり等、幅広い内容が書いてあり、思わず購入してしまいました。「ねこ検定」は初級、中級、上級の3段階に分かれており、
初級と中級は誰でも受験でき、上級は中級に受かった場合に受験できるそうです。
我が家では、もうすぐ2歳になるボンベイという種類の猫を飼っております。
自分の猫についての知識をもっと深めたいという想いと、病院に来院される猫ちゃん達の接し方をより良くするヒントになればと思い、来年のねこ検定を受験してみます。
「私は犬派!」という方向けに、いぬ検定もあるそうです。
段ボール箱に入るのが大好きな我が家の猫です。
術後服
こんにちは、動物看護師の柳瀬です。
お家の子が手術をしたことがある方はご存知かもしれませんが、わんちゃんねこちゃんの手術後に舐めたりしないように傷口を保護するお洋服として術後服と呼ばれるものがあります。
わんちゃん男の子用・女の子用、ねこちゃん用があり、体格に合った様々なサイズがあります。
こんな感じのお洋服で我が家の詩ちゃん、琴ちゃんも避妊手術後に抜糸するまで着用していました。
この術後服ですが避妊手術のような開腹の手術などでは傷口をしっかり保護してくれるのですが、開胸手術や体表腫瘤の切除など手術箇所によっては全く覆えないことがあります。
そこで当院では手術内容によってはこのようなお洋服を手術後に着させてお返しすることがあります。
ハイネックで袖が長いので多くの手術箇所を保護することができます。
こちらのお洋服もわんちゃん男の子用・女の子用、ねこちゃん用があります。普通の術後服同様、お腹をなるべく保護しつつ着用したまま排泄が出来るようになっています。こちらはわんちゃん男の子用です。
手術後、普通の術後服やお持ちのお洋服では心配という場合はお気軽にご相談ください。
大変な手術を頑張ってくれたわんちゃんねこちゃんが手術後に傷口を舐めて開いてしまったり、感染してしまうことがないようにしてあげましょう!
愛犬パグのクーについて
こんにちは、動物ケアスタッフの森谷です。
まだまだ暑い日が続いていますが、みなさん、体調などは崩されてないでしょうか
今回は、我が家で飼っていた愛犬パグのクーについてお話ししたいと思います。
我が家ではパグのクーを飼っていましたが、今年の1月頃14歳という年齢まで頑張ってくれました。
ペットショップで一目惚れし、我が家にやってきてくれた時から、元気いっぱいで家族の癒しでした!
ご飯も必ず完食、散歩に行くと疲れて道のど真ん中で横になり休憩する事もありました。
パグは以前はペットショップでもあまり見かけない事が多かったですが、最近はよく見かけるようになりました。
鼻が短く(短頭種という分類になる)尻尾がくるっとなっているのが特徴です。
鼻が潰れているので、夏場は熱中症になりやすいので注意が必要です
猫の熱中症対策について
こんにちは、看護師の佐藤諒です。
8月も半ばを過ぎ、まだ暑い日が続く今日この頃です。
我が家の愛猫も、涼しい部屋でゆったり寝たり、冷たい板の間にいたりしています。
今回のお話は、猫の熱中症対策についてです。
猫はあんまり暑さには強くありません。猫の先祖が砂漠で暮らしていたので、犬よりは暑さに強いと言われますが、身体全体が毛で覆われており、肉球にしか汗をかかないので、人間の様に汗をかいて体温調節をすることが出来ません。そのため熱中症の対策が必要になります。
①エアコン
エアコンは部屋の空気を一番効率よく調整してくれます。温度や風量や除湿もできるので夏の暑さに対しては一番根本的な解決になります。
ただし、温度の下げ過ぎや風量は、人と同じようにエアコンが苦手な猫もいるので、愛猫の様子を見て調節してあげて下さい。
②部屋の解放をする
猫は快適な場所を探すのが得意です。猫が自由に移動できるように部屋のドアを開けておけば、自分でより涼しい場所を見つけます。
風呂場や玄関などの場所は涼しい傾向がありますが、風呂場は猫が間違って溺れてしまわないように、必ず湯船の水を抜いた上で蓋をするようにしましょう。
家の中を自由にさせるときは、猫がいてOKな場所、NGな場所を明確にして、危険がないように対策して下さい。
③飲み水
飲み水の用意も絶対に忘れないようにしましょう。特に夏場は猫も脱水症状に陥りやすいです。
水が無くならないように、少し多めに用意してあげるのが安心です。
直射日光の当たらない場所に、頭数+1を目安に設置してください。
④窓周り
窓は太陽光や空気の通り道。実は、部屋の温度を左右する大切な存在なんです。ここにもしっかり対策を取ればより涼しく過ごせるでしょう。
遮光カーテンなどを使うことで部屋の暑さを抑える一つの対策になります。
猫は人間と違って、言葉で自分の状況を伝えることができません。そして、自分の体の不調をギリギリまで隠す性質を持っています。
猫が安全&快適に、夏を上手に乗り切れるように工夫していきましょう。
楽しい夏を過ごせると良いですね
動物看護師の小山田です。
今年の7月は暑い日が多かったですね。
「こんなに暑いし、夏そろそろ終わらないかな…」なんて思っていましたがやっと8月になったばかりです。
まだまだ暑い夏は続きますね。
今年の春旅行をした時に、ついに我が家のわんこたちもバギーデビューしました。
バギーに乗るわんこの写真を探してみましたが、旅行2日目で割と疲れてるシニア犬2頭の写真しかありませんでした。
「バギーがあれば暑くてもお出かけできるかな?」と思っていたのですが、室内でも涼しくしていないとバテているシニア犬たちなので、今年の夏はお家でのんびり過ごす予定です。
涼しくなった頃にまたお出かけしたいなと思います。
夏にお散歩に行く時は、熱中症にならないよう、なるべく涼しい時間や場所を選んで行けるといいと思います。
あとは暑すぎる日は、お散歩自体を見送るのも熱中症対策の一つだと思います。
人も動物も暑さにうまく対応して、楽しい夏を過ごせると良いですね。
夏の暑さ対策について
我が家のわかばさんが供血を行いました
皆さんこんにちは!動物ケアスタッフの小西です。
最近ようやく暖かくなってきましたね…。
私は割と雪の降る富山県出身なため、人生で初めて雪の降らないクリスマスとお正月を過ごし、新鮮な気持ちでした。
いつもの習慣で12月頭にはスタッドレスタイヤに履き替えたのですが、埼玉県ではいつくらいからノーマルタイヤに戻すのでしょうか…?
タイミングがよく分からずまだ交換していません。
もし私を病院で見かけることがあれば、皆さんがいつ交換したか教えてください(笑)
そんなこの冬、我が家のわかばさんが供血を行いました。
数日後に手術を控えた猫ちゃんが輸血をする可能性があったためです。
猫ちゃんは人間とは違い、血液型が A型、B型、AB型 の3種類しかありません。
と言っても多くの猫ちゃんはA型で、B型は少数、AB型はもっと稀だと言われています。
そして、手術をする子とうちのわかばさんは同じA型でした。
しかし、同じ血液型だからさあ輸血しよう!という訳にもいきません。
実際に輸血をする前に検査を行い、お互いの血液の相性がいいかを見ます。
もしその検査で相性が良ければ輸血することができ、もし輸血できなかったとしても、また別の子が輸血しなくてはならなかった時のために取っておくことが出来ます。
今回わかばさんの血液は相性が良かったものの、その子が無事手術を乗りきってくれて、元気に退院していったため、他の子の為にストックされています。
A型のわかばさん
人間でも輸血ストックが足りないと問題になることもありますが、動物病院も同じです。
当院でも供血ボランティアをしてくれるわんちゃん、ねこちゃんを募集しています!
うちの子専用の血液型カードが貰えたり、ちょっと美味しいおやつも…
供血ボランティアさんの健康のためにも年齢や体重などの規定があり、詳しく書かれたパンフレットが待合室に置いてあります。
気になった方はお気軽にスタッフにお尋ねくださいね。
愛玩動物看護師の国家試験
こんにちは。動物ケアスタッフの粂川です。
強烈な寒波による厳しい寒さが続きますね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は普段早起きするのは得意ですが、最近は布団から出るのも億劫です。(笑)
さて、いよいよ愛玩動物看護師の国家試験日(2月19日)まで1か月を切り、国家試験の勉強もラストスパートに入りました。
大学で4年間学び、この病院で働き始めて約2年になりますが、知識として抜け落ちていることや至らない部分があることに気づき、今の自分を見つめ直す良い機会になっています。
仕事と勉強の両立は大変ではありますが、動物への理解を深めることができ、楽しくもあります。
国家資格を取得できれば、仕事の幅が広がることはもちろんですが、今まで以上に皆様から預かる信頼や背負う責任も大きくなります。
皆様のお役に立てますように残り1か月弱、合格に向けて頑張ります!
子犬のしつけについて
こんにちは、動物ケアスタッフの橋口です。
2023年になりましたね!早いもので埼玉に来てから2年が経ちました。毎日あっという間に過ぎていきますね。
私は専門学校の頃ドックトレーナー専攻に在籍しておりました。
今回はその時に学んだ子犬を迎えた時のしつけについて、お話しようと思います。
子犬をしつけるのはいつからか?
→いつからでも大丈夫で、わんちゃんが家に来たその日からしつけは始められます。
最初は体をよく触ってあげてください!
人に慣れること、どんな時にどこを触っても怒らないこと等、基礎的なことを徹底して教えます。
次はしつけにおいてのやらない方が良い事をお伝えします。
〇名前で怒る
→名前で怒る=名前を呼ばれたら怒られる。と犬が認識してしまい、名前を呼んでも来なくなったりします。
〇おやつを見せながらコマンドを教える
→何かを教える時にご褒美としておやつを使うのは、犬のやる気を促進するのでとても効率的ですが、おやつを見せながら教えると、いざと言う時に、おやつがないと出来なくなってしまいます。
〇お留守番させる時に行ってきます、ただいまを大袈裟にする
→犬の寂しい気持ちを悪化させ、分離不安になってしまいます。分離不安は、もし何か疾患が見つかって安静にしないといけない時、入院して飼い主さんと離れる時、ケージの中でじっとすることが出来ずに、犬の体に負担がかかってしまいます。
しつけはきちんとする事で、犬と快適に暮らすことが出来ます。色んなところにもお出掛けすることも出来ます。
もし何かお困りな時はスタッフにお尋ねください。
犬のボディコントロールについて
皆さん、こんにちは。動物ケアスタッフの佐藤です。
今回は犬のボディコントロールについてお話ししたいと思います。
まず、ボディコントロールとは犬の身体のどの部分に触れても大丈夫なようにしつけることです。
皆さんのおうちの子は嫌がらずに身体を触らせてくれますか??
先日、我が家のラーナ(ラブラドール )を歯磨きしている際、口の中に傷を発見しました。普段硬いおもちゃで遊ぶ事が多い為、おそらくその時に傷がついたようです。
傷は口の奥にありましたが、ラーナは嫌がらず口を開けてくれる為発見することができました。
肢先や顔周りはわんちゃんが特に嫌がりやすい部位です。しかし、トレーニングで「触られる事は嫌な事じゃない!」とわんちゃんが思えるようになれば、
・病院やトリミングでのストレスの軽減
・歯磨きや爪切りがスムーズにできる
・病気やケガの早期発見
などたくさんのメリットがあります!!
トレーニングには時間がかかり根気が必要ですが、大事な家族の健康を守るためにもチャレンジしてみませんか??
巨大食道症
こんにちは。動物看護師の岡田です。
今回は我が家のむぎちゃんについてお話しします!
むぎは2歳のチワワとカニンヘンダックスフンドのmixで元気な男の子です。
去年くらいから吐出すること多いな〜と思い消化器科の先生に相談し検査したところ"巨大食道症"と診断されました。
巨大食道症は誤嚥性肺炎などになることもあります。
我が家では、ご飯の時は立った体勢で食べれるように以下の写真のようにお皿の位置を高くしています。
そして食べ終わったら立った体勢で10分間抱っこしています。
摂取水分量が落ちてきた時の対策
皆さん、こんにちは。いつもお世話になっております、看護師の澁谷です。
日が落ちるのが早くなって来て、お散歩に行くタイミングが難しくなってまいりました。
今回は、気温が下がってきてわんちゃんねこちゃんの一日の摂取水分量が落ちてきた時の対策についてです。
お水を飲む量が落ちると、尿中ミネラルの濃度が上がって「尿石症」などのリスクがあるので、寒い季節でも気をつけていきたいですね。
1.お水をぬるくする
寒いとわんちゃんねこちゃんも冷たいお水をあまり飲もうとならない子がいます。そういう子は、少しお水の温度を上げると飲んでくれます。
2.ご飯をぬるま湯でふやかす・温かいスープをあげてみる
味付きの水分が好みの子もいるので、スープをあげてみるのもいいと思います。またご飯など温めると匂いが強くなり、興味を示してくれる子もいます。これはあまり食欲のない子にも試せる工夫です。
3.ウエットフードをあげてみる
ウエットフードはドライフードよりも水分量があるため、あまりお水を飲まなくなった子に少しでも水分を取って欲しい時に使える方法です。「ウエットフードの方が好きで、本当はドライフード食べて欲しいのにウエットフードしか食べなくなった!」と心配になる場合は、朝はウエットフード、夜はドライフードなどドライフードのみの時も作るといいかもしれません。
もしおうちの子がお水を飲まなくなった!と不安な方がいらっしゃったら上記の方法を試して見てください。
また、寒くなってきた以外にもお水を飲まなくなる理由は他にもあるので、いつでもご相談ください。
動物看護師の国家資格試験について
みなさん、こんにちは。動物看護師の梁瀬です。
最近急に寒くなり我が家の猫たちも膝の上で寝てくれるようになりました。
今日は愛玩動物看護師国家資格化について少しお話ししたいと思います。
令和4年5月1日に愛玩動物看護師法の施行により、動物看護師の国家試験が行われる事になりました。
今年度が第1回目の試験の年になります。
予備試験が11月となり、本試験は来年の2月に行われます。
今は近い予備試験に向けて仕事と勉強の両立を頑張っているところです。
動物看護師の国家資格を取得できると、獣医師の診療の補助、採血、マイクロチップの挿入など今よりも仕事の幅を広げる事が出来るようになります。
今よりも更に動物への知識を広げ皆様のお役にたてるよう精一杯頑張ります。
お家のわんちゃんねこちゃんの変化にいち早く気付けるのはご家族です
みなさんこんにちは。
動物看護師の佐藤さつきです。
9月になり夜は冷えるようになりましたね。
さて、わたしのブログで何度か紹介したボクサーのジェイクですが今月で10歳になります。
大型犬の10歳なのでだいぶ高齢ですがまだまだ元気です。
しかし、ジェイクも歳を重ねて腫瘍が見つかったりホルモンの病気が見つかったり頸部のヘルニアが見つかったりといろいろなものと闘っています。
一時期、あまり散歩に行きたがらなかったりご飯を食べたがらない、多飲多尿という時期がありました。
なんかいつもと違うな〜なんか変だな〜くらいでしたが検査をしてみると上記のような病気が隠れていました。
お家のわんちゃんねこちゃんの変化にいち早く気付けるのはご家族です。
些細なことでも病院で先生に相談するのが一番だなあと改めて実感したところです。
最近のジェイクで気をつけていることは、首輪からハーネスへ変えたこと、歩きたがらない時は無理に歩かせない、、、、とやっていましたが高齢な子は運動させないと寝たきりになってしまうリスクもあります。
ですので痛みや身体の怠さなど体調をしっかりみつつ歩かせる必要があります。
散歩に行ってもすぐ帰ってきてしまうことが多くなり、暑いからかな、体調悪いからかなと心配をしていましたが散歩の道を変えたら、不思議なことにぐんぐん自分から進んで歩けるようになりました。
おうちのわんちゃんで最近お散歩行きたがらないなーという時、体調の問題を考えた上で色々な工夫をしてみてあげてください。
顔が白くなって歳をとった子も可愛くて仕方ないですよね、一緒にいる間は元気に歩いてもらえるよう努力していこうと思っています。
体調面やおうちの子が高齢になってなにかお困りのことがあれば、お声掛けください。