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2020年1月

わんちゃんの抱っこの仕方

こんにちは、看護師佐藤さつきです。

今回はわんちゃんの抱っこの仕方についての注意点をお話ししていきます。

みなさんはわんちゃんをどのようにして抱き上げていますか?

大きい子はなかなかする機会がないかもしれませんが、小型犬と一緒に生活していると抱き上げる機会が多いと思います。

その時に脇に手を入れて人の子供を抱き上げるようにやっていませんか?

これ、実は危ないんです。

人は腕をグルグル回すことができいろんな方向へ動かすことができます。しかしわんちゃんは人と身体の作りが違うので人のように自由に色々な方向へ動かすことができません。前後ろは得意ですが、外側に出したり内側に入れるのは苦手です。

脇に手を入れて抱き上げてしまうと腕が外側に開いてしまうことになるので、肩の関節を痛めてしまう可能性があります。

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「抱っこ〜」とわんちゃんが前足を上げてくることもあると思いますが、体の側面から手を入れて抱えあげるのが良い方法になります。

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ご注意くださいね。

 

 

 

脾臓のできもの

こんにちは。獣医師の勝山です。

今回は脾臓のできものについて少しお話したいと思います。

犬の脾臓のできものには、大きく分けて良性と悪性があります。

一般的には悪性は手術や抗がん剤をしないと命にかかわり、良性であれば治療しなくても命にかかわることはないというイメージがあると思いますが、脾臓に関しては良性でも命にかかわることがあるので注意が必要です。

なぜかというと、良性でも大きくなって破裂してしまうことがあるからです。

脾臓は血液を多く含む臓器なので、脾臓のできものが破裂するとお腹の中で大量出血をすることがあります。

その場合、急速にショック症状を起こします。

症状としては、

  • 急に倒れてぐったりする
  • 貧血(口の中が白い)
  • 呼吸が速い
  • 頻脈

などです。このような状態になると、場合によってはそのまま命を落とすこともあります。

また、破裂がない場合でも、なんとなく元気がなくなったり食欲が落ちたり、などの症状がでることがありますが、気づくのが難しいことがしばしばあります。

脾臓の腫瘤は腹部の超音波検査などの画像診断によってみつけることができます。

良性であれば手術のみで治すことが可能ですし、悪性であっても早期に発見することで元気な時間を長く過ごせる可能性があります。

できれば深刻な状況になる前に治療してあげたいですね。

当院では超音波検査を含めた健康診断も行っていますので、気になる方はスタッフにご相談ください。

 

 

 

ご意見箱についてのお話

皆さんこんにちは、フロアマネージャーの田口です。

令和になり、初めての新年をいかがお過ごしでしょうか。

さて、本日のお知らせは、院内に設置してございます、ご意見箱についてのお話です。

私共は、いつも皆様から暖かいお言葉をかけていただくことに、大変感謝致しております。

しかしその一方で、ご不満や望まれる事に関しては飲み込んでいただいていることも多々おありなのでは無いかと思います。

そんな時、ご意見箱を通して皆様のお声を届けていただきたいのです。

ご意見を真摯に受け止め、出来るだけご要望にお応えしたいと考えております。

病院としてさらに成長するために是非ともご協力ください。

寒さが増すにつれ、体調を崩される飼い主さまも多くなられています。

心も体も時にはリラックスしてください。

そんな飼い主さまを見て動物達も嬉しく思うかもしれませんね。

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キャットリボン運動

こんにちは。

受付の橋本です。

昨年から当院がキャットリボン運動に参加することになりました。

キャットリボン運動とは、猫の乳がんに関する正しい知識を広く普及し、乳がんで苦しむ猫をゼロにすることを目的としています。

寄付1000円でキャットリボン運動のピンバッチを1つ差し上げております。

病院にもチラシ、ポスターを置いてありますので、ぜひご覧ください。

引用ホームページ:https://catribbon.jp

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キャットリボンピンバッジ