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避妊・去勢

避妊・去勢

避妊去勢とは

妊娠や生殖器に関連した疾患の防止のために行います。

避妊手術 : お腹を開けて、卵巣と子宮を取りだす手術です。
去勢手術 : 基本的にはお腹を開けずに精巣を取り出す手術です。例外として、精巣が正常な位置ではなく、お腹の中にある時はお腹を開けて取り出す必要があります。

避妊・去勢をする時期

避妊 去勢

猫:6ヶ月以上
小型犬:6ヶ月
大型犬:810ヶ月
 ※犬は初回発情を経験する前に行うのが 望ましい

猫:10ヶ月以上
※スプレーなどの問題行動を起こしている場合は、早めに行うケースがあるので獣医師と相談しましょう
犬:8~10ヶ月
入院日数  猫:1泊2日
        犬:2泊3日
入院日数  1泊2日
薬:抗生物質が7日分処方されます 薬:抗生物質が猫は3日、犬は5日分処方されます

避妊による効果

健康面では 行動・性格面では 手術後の注意点として
妊娠を防ぎます。
また子宮蓄膿症、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍※など、子宮、卵巣及びそれらに関連するホルモンなどが原因で起こる疾患の予防ができます。
発情に関連する行動の問題等を軽減できます。犬で発情期の出血がなり、猫では激しい鳴き声がなくなったります。 繁殖ができなくなります。術後は体重が増加しやすくなるので、食事でコントロールしましょう。

※犬の乳腺腫瘍の発生率は人に比べて約3倍も高いことがわかっています。
さらに、避妊していない犬は、避妊した犬に比べて発生率は約7倍も高くなります。
しかし、初回発情前に避妊手術をすることで、発生率をわずか0.05%にまで下げることができます。

去勢による効果

健康面では 行動・性格面では 手術後の注意点として
犬では前立腺の病気や精巣・肛門周囲の腫瘍、会陰ヘルニアになりにくくなり、猫では前立腺の病気や精巣の腫瘍の予防ができます。 犬では攻撃性の低下、徘徊がなくなるなどの効果が期待されます。猫でも攻撃性の低下により猫同士の喧嘩の予防になり、さらにマーキングが減るなどがあります。 繁殖ができなくなります。体重が増加しやすくなるので食事でコントロールしましょう。

手術を希望する方へ

全身麻酔を安全にかけることができるか調べるために、手術前に血液検査を行いましょう。 

避妊去勢手術と同時にお勧めしている手術

1.短頭種症候群の予防

短頭種とは鼻が短く顔が押しつぶされたような形をしている犬種です。
フレンチブルドックやボストンテリア、バグ、ペキニーズ等が含まれます。
それらの犬種は鼻が短いことにより空気の通り道が押しつぶされ呼吸がしづらくなることがあります。

この疾患がみられる時、放って置くと後に呼吸状態が悪化したり、熱中症になったり、場合によっては突然死の原因にもなります。
この病気は進行性の病気ですので、若いうちに手術をすることをお勧めします。

手術の内容は鼻の穴を広げる手術、軟口蓋(上あごの口の中にある軟らかい組織)を切る手術等が主ですが、他に必要な手術があれば行います。
詳しくは避妊去勢のご相談時にもお話しさせて頂きます。

2.大型犬の胃固定

大型犬に多くみられ、重篤化しやすい病気として胃捻転というものがあります。

これは胃が正しい位置にあったものが食事など何かの拍子にお腹の中で回転してしまう病気です。
この病気は重篤化しやすく、死亡率も高いものです。
治療には手術が必要ですが、麻酔のリスクもかなり高い状態での手術となります。

ですからこの病気にならないために早いうちに予防してあげることはとても大切なことです。
この病気の予防としては、大型犬と暮らしているのご家族には避妊と同時に胃固定をすることをお勧めしています。

胃をお腹のなかの壁に固定することで回転してしまうのを防ぐ効果がありま
す。病気や手術方法については、ご相談の際に詳しくご説明致します。