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スタッフブログ

犬の緑内障

獣医師の豊原です。

犬に多い眼の病気の一つに緑内障があります。

白内障は眼が白く濁ってきますが緑内障は眼が単純に緑色になる病気というわけではありません。

緑内障は眼の中の圧力(眼圧)が上がってしまう病気です。

眼の中は眼房水という水が循環していますが、その通り道が詰まってしまうことがあります。

すると眼の中に水が溜まってしまい、眼の中の圧力(眼圧)が上がってしまいます。

眼圧が上昇すると、眼がとても痛くなります。

そして眼圧が高い状態が続くと、網膜や視神経に障害が出て、やがて失明してしまいます。

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上の写真は緑内障の柴犬の写真です。充血や角膜の混濁がみられます。

 

犬の緑内障は人間よりも進行が早く、発症から数日で失明してしまうこともあります。

そのため緑内障が疑われる場合は早期の診断と治療が必要です。

治療はまずは点眼薬で行いますが、点眼が効かない場合は眼の水を抜くためのバルブと呼ばれるチューブを眼の中に設置する手術をする場合もあります。

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上の写真では黄色の「」の部分にチューブが入っています。

 

日本では緑内障は特に柴犬で多いで、その他にもシーズー、アメリカンコッカースパニエル、ビーグル、トイプードルなどがなりやすい傾向があります。

緑内障の初期症状は眼の充血、眼の濁り、眼をしょぼしょぼするなどですが見た目だけでは他の眼の病気と見分けがつかないことも多いです。

眼に異変がある時は早めに動物病院を受診することが大切です。

 

車酔いについて

こんにちは、看護師の吉見です。

今回は、わんちゃんねこちゃんの車酔いについてお話ししたいと思います。

まず、人と同じようにわんちゃんねこちゃんでも車酔いしてしまう子がいます。

呼吸が速くなる、生あくび、そわそわする、よだれをたらす、嘔吐などの症状が見られたら車酔いのサインかもしれません。

原因として、

①車の揺れにより、平衡感覚をつかさどる三半規管が刺激されてしまう

②慣れない環境(車内)へのストレス

③車内の匂い(ガソリンや芳香剤)

④過去のトラウマ

などが挙げられます。

対処法として、

①車に乗せる前はご飯やおやつを与えない(車に乗る2~3時間前には食事を済ませておく)

車の振動により、消化がうまくできず嘔吐しやすくなるのを防ぎます。

②クレートに入れ、しっかり固定する:クレートに入れることで揺れが軽減されます。

③車内の匂いや温度に気をつける

④事前に車に慣れさせておく

⑤安全運転、こまめな休憩を心がける

当院に来院するにあたって車でいらっしゃる方がほとんどだと思いますので、参考になれば幸いです。

 

引き続き...感染症予防対策

こんにちは、受付の鬼頭です。

緊急事態宣言は解除されましたが、当院では引き続き感染予防対策として、受付での検温・アルコール消毒と予約時間・検査でお預かり・お会計でお呼びするまでにお時間を頂く場合、外かお車での待機をお願いしております。

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また、飛沫感染予防のため受付のカウンターにアクリル板を置かせて頂いてます。

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気温の高い時期になり、外や車での待機が辛い時期になります…

ご迷惑をお掛け致しますが、ご協力宜しくお願いいたします。

 

猫の脱走防止兼家事ワゴンを作ってみました

こんにちは、受付の神宮です。

猫ちゃんが、窓を開けた瞬間に外に出てしまう事ありませんか?

我が家の猫は行動が素早く、気が付かないうちにベランダに出てしまっている事があります。

柵に登っていたり、出ている事に気が付かないままになってしまう事もありました。

一番面倒な時が洗濯物を干す時です。

脱走防止の為窓を閉めたままにすると、電話やインターホンが聞こえなかったり、窓が開くのを待っている猫に気をつけながら開け閉めするのも大変です。

そんな時の為に脱走防止柵を兼ねた家事ワゴンを作ってみました。

100均一と自宅にある物で作った為見た目はイマイチですが我が家のスタイルに合っていてなかなか便利です。

裏と横には網をつけ背は高めにして、上の段はあえて乗れないようにハンガーを置きまました。ベランダ側からはスムーズに取れるようにしてあります。

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窓に隙間がないように置けば猫の脱走が防げ、家事も楽になり一石二鳥です。

大切な家族ですから事故無く、また飼い主の負担も少なく暮らしていきたいですし、こんな癒される姿をいつまでも見ていたいと思います。

 

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新スタッフのご紹介(受付 吉村)

4月に入社しました、受付の吉村と申します。

幼い頃から犬や猫やハムスターなどを飼い動物と一緒に育ちました。

今はロングコートチワワを飼っています。

大学では外国語を専攻していました。

不慣れなことが多いと思いますが一生懸命頑張りたいと思います。

宜しくお願い致します。

よしむら

 

 

 

ペットの食事管理について知ろう

こんにちは。看護師の高橋です。

最近、飼い主様よりお食事についてのご質問を沢山頂くので食事管理について少しお話させて頂きます。

わんちゃん、ねこちゃんは必要な栄養素を適切な量で与えなければなりません。食事量が多すぎたり、少なすぎたりしないようコントロールしてあげる必要があります。

よく、「どのくらいの量で食事を与えたら良いでしょう?」という質問を頂きますが、食事量はその子のライフステージや運動量などで大きく変わってきます。

ペットフードのラベルを見ると、どれくらいの量をあげたら良いか記載しているものもありますが、そうした値は参考値にすぎません。その子の体重を元に、食事量を調整する必要があります。

そこで今回は、ペットの1日の必要カロリーを計算してみましょう。

まず、必要カロリーを算出するには

安静時エネルギー要求量 と 1日当たりのエネルギー要求量

というものを計算していきます。少し難しそうですね。

 

まずは言葉の定義からご説明します。

 

【安静時エネルギー要求量(RER)】

食事を与えられている正常な動物が常温環境で安静にしている時のエネルギー要求のことをいいます。安静時エネルギーには、身体活動後の回復と摂食のため消費されるエネルギーなどが含まれます。

【1日当たりのエネルギー要求量(DER)】

あらゆる動物の1日当たりの平均エネルギー消費量で、ライフステージと活動量に左右されます。ライフステージや活動には、労役に必要な活動、妊娠授乳および成長などがあります。DERは、1日当たりの必要カロリー量として見積もられます。

では、計算方法についてです。

 

① ペットの体重から、安静時エネルギー要求量を求めます。

  RER=30×体重(kg)+70   もしくは  70×(体重(kg))0.75

 

② 安静時エネルギー要求量から、1日当たりのエネルギー要求量を求めます。

  DER=RER×係数

※避妊去勢していない成犬の係数:1.8

 避妊去勢済みの成犬の係数:1.6

 肥満傾向の犬係数:1.4

 高齢の犬の係数:1.4

※避妊去勢していない成猫の係数:1.4

 避妊去勢済の成猫の係数:1.2

 肥満傾向の猫の係数:1.0

 高齢の猫の係数:1.1

 

 

これで、1日の必要カロリーを出すことが出来ます。

ちなみに、病気の時はエネルギー要求量が大きく変動します。調子を崩して眠る時間が多くなると、DERは低くなります。しかし、外傷を負ったり手術を受けたりした場合はDERは大幅に高くなります。

当院では、入院治療が必要となった子に対して個々にカロリー計算をしています。入院理由や病気の種類によって、必要カロリーを算出し厳密な食事管理を行っています。

病気の子の食事管理の場合は、制限しないといけない栄養素が出てくる事もあります。

特別療法食を用いて、食事療法が必要な場合も出てきます。

こちらが当院で扱っている特別療法食の一部です。

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たくさんの種類がありますね…!

 

その子その子に合わせた食事管理が必要となるため、ペットの栄養管理は非常に奥が深いです。どの食事をどのくらい与えたら良いかな?先生から○○を制限するように言われたけど、この種類は与えて大丈夫ですか?など食事管理について分からないことがあればいつでもお気軽にご相談下さいね。

 

新スタッフのご紹介(獣医師 杉村)

こんにちは。

4月に入社いたしました獣医師の杉村真奈です。

この春に大学を卒業し、幼い頃からの夢だった獣医師になることが出来ました。

実家ではジャックラッセルテリアの男の子と女の子を1匹ずつ飼っています。

2匹とも元気一杯で、帰省すると全力で迎えてくれるので可愛くてたまりません。

新しい環境での生活で緊張や不安な気持ちでいっぱいですが、動物たちやご家族のために精一杯努力したいと思います。

何卒宜しくお願いを致します。

 

新スタッフのご紹介(動物看護師 上原)

初めまして。4月に入社しました動物看護師の上原です。

埼玉動物医療センターで働きたく地元群馬を離れこの春から埼玉県民になりました。

今まで猫(mix)、犬(ペキニーズ)を飼ってきて現在は実家では猫(ノルウェージャンフォレストキャット)、そして自宅には4歳のフクロモモンガの男の子がいます。ペットに魚の名前をつけると長生きするというジンクスを信じて名前は鯖(さば)です。

まだまだ至らない点多々あると思いますが皆さまに安心して任せていただける看護師になれればと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

新スタッフのご紹介(動物看護師 川邉)

初めまして。4月から勤務させて頂いております。動物看護師の川邉です。

こちらのリハビリ科では飼っていたコーギーがお世話になっていた事もあり、専門学校では理学療法学科に所属しリハビリテーションに力を入れていました。

その時の経験を生かし、皆様に寄り添っていける看護師になれる様日々努めて参りますのでよろしくお願い致します。

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犬の歯について

こんにちは、獣医師の座古明奈です。

今回は犬の歯についてお話させて頂きます。

犬には上顎20本下顎22本の計42本の歯があります。猫は上顎16本下顎14本の計30本です。

犬は口の内のがアルカリ性のため虫歯になりにくいのですが、歯周病にはなり易いです。

歯周病は歯石の蓄積や細菌の増殖が原因で、歯茎の痛みや腫れ・出血・歯のぐらつきなどが起こる病気です。

歯周病を防ぐためには、歯石がつかないように歯磨きによるケアが重要です。特に、歯周ポケットまで歯ブラシでケアすることが必要です。

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この部分は特に歯石が溜まりやすいです。

 

歯磨きを嫌がる子は多いですが、歯周病は口臭だけでなく病気の原因(鼻炎、下顎骨折など)になることもあるので、なるべく綺麗な状態に保ってあげましょう。

歯磨きの仕方など、わからないことがあればいつでも聞いてください。

 

新スタッフのご紹介(受付 岡崎)

初めまして。4月に入社しました受付の岡崎と申します。
子供の頃から犬や猫などを飼い、大学も馬術部に入部して沢山の動物に囲まれた生活を送ってきました。
入社したばかりで不安もありますが一生懸命頑張りたいと思いますので宜しくお願い致します。

岡崎

新スタッフのご紹介(動物看護士 村山)

はじめまして。

今年の4月から働かせて頂いております、新人動物看護師の村山です。

大学では犬を育て、しつけや病気、繁殖など様々なことを学ぶクラブに所属していました。

幼い頃から動物が身近な存在にいたので動物が大好きです。

現在自宅では、今年12歳になるサモエド犬と16歳になるミニチュアダックスフンドを飼っています。

動物病院に来院される動物の患者さんやオーナー様に寄り添い、少しでも皆様のお役に立てるよう動物看護師として日々成長していきたいと思っております。

まだまだ未熟者ではありますが、宜しくお願い致します。

新スタッフのご紹介(獣医師 高井)

初めまして。

今年の4月から勤務しております獣医師の高井健史郎です。

生まれも育ちも北海道で、初めて北海道以外の土地に住んでいます。

埼玉の暖かさと雪が全くないことに驚いています。

僕はもともと動物看護師として働いていました。

念願の獣医師になり、これからより精進したいです。

まだまだ未熟ですが、少しでも早くワンちゃんネコちゃん、そして皆さまのお力になりたいと思いますので、よろしくお願いします!

 

デグー

こんにちは。飼い主様サポートの齋木です。

今回は我が家で飼っている「デグー」についてお話しさせていただきます。
 
ペットショップでは最近よく見かけるようになりましたが、知名度はまだまだ低い「デグー」
アンデス地方原産の、ネズミやリスと同じ齧歯目の動物です。ハムスターよりは大きくモルモットよりは小さいサイズです。
 
デグーは様々な鳴き声を使い分けて感情表現をします。その可愛らしい鳴き声は「アンデスの歌うネズミ」と称されるほど。
 
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嬉しい時は小鳥のようにピルル、ピピピピ♪
怒った時はプゥー!ジュジュジュッ!と力強く
かまって欲しい時はピューイと指笛のような声を出します。
 
 
ペットショップなどで主に見られるのが
「アグーチ(里芋の皮ような色)」
「ブルー(優しいグレー)」
「サンド(黄色がかったクリーム色)」
そしてこれらの色に白い模様が混ざった「パイド」といったカラーです。
 
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デグーのしっぽは全体的に短い毛がはえているのですが、その先端は他の毛よりも長くふさふさしているのがポイントです。
 
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知名度は低いですが、実は某アニメキャラクターのモデルになったりもしています。
ふさふさしっぽのネズミキャラクターがいたら、それはもしかしてデグーがモデルかも…?
 
ふさふさしっぽの可愛いデグーのことを皆様にも覚えていただけたら幸いです。
 

グレインフリーの食事

こんにちは。獣医師の上嶋です。

最近注目されている、グレインフリーですが、ペットフードでも、グレインフリーと記載された食事をしばしば見かけるようになりました。

グレインフリー=穀物を使用していない食事であり、主に穀物にアレルギーを持つ動物や、穀物の消化が苦手な動物で有効とされています。

(ちなみに、似た言葉として、グルテンがありますが、グルテンは麦類に含まれるたんぱく質のことで、グレインフリーであれば、必然的にグルテンフリーということになります。)

しかし、2019年に、米食品医薬品局(FDA)から、グレインフリーのペットフードを食べている犬で、拡張型心筋症の発症が増えるという調査報告が発表されました。

拡張型心筋症とは、心臓の筋肉が薄くなり、動きが悪くなる病気で、本来はドーベルマンやボクサーなどの大型犬に多いとされていますが、近年、比較的小型の犬に拡張型心筋症が増えており、食事内容の調査を行ったところ、グレインフリーフードを食べている犬の割合が多いということが分かりました。

また、グレインフリーフードを食べていた拡張型心筋症の犬が、食事変更後に心筋症の改善が認められたとの報告もあります(Journal of Veterinary Cardiology 2019:21,1-9)。

ただし、グレインフリーと拡張型心筋症の因果関係は不明であり、グレインフリーが体質に合っている子もいるので、現在グレインフリーを食べている犬の食事変更が推奨されるわけではありません。

栄養は、心臓に限らず、動物の健康状態に密に関わっており、私たちも、ご家族からお話を伺う際、食事内容の確認はとても大切だと考えています。食事の内容を迷われている方は、お気軽に病院スタッフにご相談下さい。

 

犬の手足のはなし

こんにちは、看護師の後藤です。

今回は犬の手足のはなしです。

以前犬の立ち方の話をさせていただきました。

人とは当然のことながら違った立ち方でしたね。

ですが、共通点もあります。

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こちら犬の前足のレントゲン画像です。

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こちらは人の手のレントゲン画像です。

なんとなく似てませんか?

そうなんです。じつは犬の前足と人の手の骨の構成はほとんど同じなのです。

一番の違いはその使い方。

犬の場合、地面に着いているところは、人で言う手のひらから先の部分。つまり指先だけで立っています。

後ろ足も同様で、犬や猫は常に爪先立ちの状態です。

人間からするとしんどいですね。

ですが彼らはこれが正常なので、特になんとも思っていないと思います。

常に爪先立ちの状態なので、早く走ったり、急旋回を可能としています。

ちなみに犬、猫の前足は人で言う腕と、後ろ足は人の足と対応していて、大まかな骨の構成はほとんど同じです。

みなさんのワンちゃん、ネコちゃんとの意外な共通点でした。

動きは違えども、同じ手と足なんですね。

種族は違いますが、同じ手を取り合って、豊かで幸せな生活を一緒におくれることを願って

血液ガスについて

こんにちは、看護師の斉藤です。

今回は血液ガスについてお話しします。

わんちゃん、ねこちゃんから少し血液をもらって、機械に通します。

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この機械は自動で血液中の酸素・二酸化炭素の濃度やpH、イオンなどを測定してくれます。

結果は短時間で出るので、急患の状態を把握するのに役立ちます。

結果を記入した報告書をお渡ししているので、気にしてみて下さい。

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子犬の咳

こんにちは、獣医師の渡邊です。

もう少しで4月、新生活を迎える方も多いと思いますが、今回は子犬の新生活で起こりやすいケンネルコフについて取り上げてみたいと思います。

ケンネルコフ(kennel cough = 犬舎での咳)は犬のパラインフルエンザウイルス、アデノウイルス、Bordetella感染などにより発症する、呼吸器感染症です。

接触により感染は拡大するため、同居犬にも注意が必要となります。

主な症状は咳ですが、それ以外全く症状が認められないことも特徴です。

(ただし、重度の場合には肺炎を併発し、呼吸状態の悪化が認められることもあります)

治療は咳を抑えること、そして二次的な感染を防ぐための抗生剤治療になります。

適切な治療が行われれば、命に関わることはほとんどありません。

そんなケンネルコフですが、よくある発生状況として、ペットショップ→家庭などの環境変化によるストレスが挙げられます。

子犬を新しく迎える予定がある方は、是非とも頭の片隅に入れておいてください。

ただし、他の病気の可能性もあるため、自己判断はせず、動物病院を受診して頂ければと思います。

では、来年度もよろしくお願い致します!

 

我が家には13歳のミニチュアダックスフンドがいます

こんにちは、看護師の柳瀬です。

我が家には13歳のミニチュアダックスフンドがいます。

人間でいうと約70歳。

すっかりおじいちゃんです。茶色かった顔にも白髪が増え、眼も加齢性の白内障で少し白く濁ってきました。

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外見の変化以外にも最近になって以下のようなことが見られるようになってきました。

寝ていることが多くなった

    1日の大半を寝て過ごす

耳が遠くなった

    大きい声で呼びかけないと反応しない

疲れやすくなった

    散歩での歩くスピードが遅くなり長い距離を歩けなくなった

筋力の衰え

    滑ったり転ぶことが増えた

 

ヒトと同じような症状がわんちゃんでも見られますね。

我が家では次のことを心がけています。

・定期的に健康診断を受ける

・適度な運動

・フローリングなど滑りやすいところはあまり歩かせない

 

大事な家族ですから元気に長生きしてほしいですよね。

シニア期のわんちゃんとの暮らしでお困りのことがありましたらお気軽にお声がけ下さい。

 

発作のお話

最近は寒暖の差が激しいですね。みなさま体調を崩されていませんでしょうか?

寒暖の差と花粉症とも戦っている獣医師の皆川です。

立て続けに診察する機会がありましたので、発作のお話を、

1)発作ってどんな症状がでるの?

2)どんな病気で起きるの?

3)どんな検査するの?

4)もし起きたらどうしたらいいの?

の4つに分けてお話しします。

 

1)発作ってどんな症状がでるの?

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・泡を吹いて足をバタバタしてます!!おしっこもらしています!!

・バタバタは落ち着いたんですが、立ち上がれずにぐったりしています!!

・立てるようになりましたが、同じ方向にぐるぐる回っています!!目が見えてなさそうです!!

・ずっとバタバタが止まりません!!

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あくまで一例ですがこんなお電話をいただくことが多いです。

こんな内容を聞くと ”はやく発作を止めてあげないと…!”と気が引き締まります。

 

2)どんな病気で起きるの?

こんな状態になってしまう病気はたくさんあって

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①脳:てんかん、脳腫瘍、脳炎、脳出血、脳梗塞 …

②脳以外:低血糖、低カルシウム血症、門脈体循環シャント、腎不全、中毒 …

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などがあります。

 

3)どんな検査や治療するの?

身体検査、血液検査、MRI検査を行います。主に、

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・目の動きや体の向きなど見た目の異常がないか

 (病気の場所がわかることがあります)

・肝臓、腎臓の機能や血糖値、カルシウム値に異常がないか

 (②の病気は血液検査でわかることが多いです)

・脳自体に異常がないか

 (①の病気の診断に役立ちます)

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といったことをみています。

診断したら病気そのものに対する治療や発作止めのお薬を始めます。

 

4)もし起きたらどうしたらいいの??

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・かかりつけの先生に電話して、どうしたらいいか聞く

・可能であれば発作を動画をとる(携帯やスマートフォンでOKです)

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をしてみてください。

動画は

・失神

・行動異常

などの発作に似た症状になる病気を見分けるのに役立ちます。

苦しがっている姿を撮影するのは心苦しいですが診断にとても役立つので、人手があれば撮影をお願いします。

今の挙げた発作は代表的なもので、ほかにも

・足がつっぱるだけ

・よだれが出たり、明らかな異常がないのにお腹が痛そう

・謎の行動をとる

・急に脱力する

など、まだまだいろんな種類の発作があります。

もし、気になる点がございましたら、スタッフまで教えてください。

よろしくお願いします。

皆川