呼吸器科

どうぶつの呼吸器科は全国でも少なく、呼吸器科の専門的な教育を受けた獣医師はさらに少ないです。

当院の呼吸器科は呼吸器疾患に対する専門的な教育を受け、画像診断と循環器の両方の認定医を持った獣医師による専門診療となります。

息苦し、呼吸が早い、咳、鼻汁、くしゃみ、寝れない、呼吸の度に変な音がする、鳴き声が変わってきたいった呼吸の様子や呼吸音が気になる場合に相談してください。

呼吸器科では呼吸が苦しい動物に網羅的にたくさんの検査を行うことはありません。必要最小限の検査のみを行っていきます。

必要最小限の検査を行うためには症状の把握が最も大事となります。気になる症状があればは撮影した動画をご持参いただければと思います。

主に最初の検査ではX線検査、血液ガス分析を行い、必要に応じて超音波検査を実施します。この段階で確定診断に至らない場合には麻酔下でCT検査や気管支鏡検査を行うかご家族とご相談させたいただきます。