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猫の通院ストレスを減らすためにできること

猫の通院ストレスを減らすためにできること

 

動物看護師の斉藤です。

猫のご家族のみなさんにとって、猫を病院に連れていくのは大変と思っていらっしゃるかたが多いのではないでしょうか?

猫は犬のように散歩をしたり外出したりする機会が少なく、家を離れることに大きなストレスを感じてしまいます。また、そんな猫の様子を見てご家族のかたもストレスを感じていらっしゃるかもしれません。

少しでもそんな猫の、またご家族のストレスが減るようにできることについて今回はお話ししたいと思います。

 

病院に猫を連れていくときに必要なものといえばキャリーケースです。

お店には様々な素材や形のものが売られていてどれがいいのか迷ってしまいますね。

でも、通院時にお勧めするのはこちらのタイプです。

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このキャリーケースのいい点はまず、プラスチックでできた安定した素材であるという点です。

プラスチックなので汚れても丸洗い出来て清潔に使えますし、ある程度の固さがあるので猫が安定して入っていられます。

 

また、前面の扉とケースの上部を取り外すことができるのもいい点です。

これで猫を診察時に無理やり引っ張り出さずにすみますし、上からタオルなどをかけてそのまま診察することもできます。


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キャリーケースをいつもはしまっていて通院の時だけだしてくるという方もいらっしゃると思いますが、それでは猫が“キャリーケース=病院”という嫌なものとして認識してしまいます。

できれば普段から猫が過ごす場所に置いておき、そのなかでご飯をあげたり遊んだり寝たりできるようにしておくと、良い記憶と結びついてキャリーケースが猫にとって落ち着ける場所になります。

 

最後に、“におい”というのは猫にとって安心するための大切な要素です。

いつも家で使っているタオルやブランケットをキャリーケースにいれてあげてください。

慣れた匂いがあることで安心することが出来ます。

 

今回の内容をまとめたリーフレットが当院の猫待合室に置いてありますので、ぜひご覧になってください。

猫とご家族のみなさんが少しでもストレスなく通院できますように。

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