2017年8月
エリザベスカラーとエリザベスウェアについて
こんにちは看護師の富沢です。
今回はエリザベスカラーとエリザベスウェアについてお話します。
エリザベスカラーは首回りに巻くことで傷口や触ってほしくないところを噛んだり舐めたりしてしまうのを防ぐことができます。
ですが、歩いていてカラーの幅がわからずぶつかったり引っかかったりしてしまうのが欠点です。
エリザベスウェアは傷の保護や傷を舐めることを防止する目的の服です。
エリザベスカラーが苦手な子でもストレスが少なく過ごせます。
しかし、どうしても傷が気になってしまう子はエリザベスウェアの上から噛んでしまうことがあります。
おうちの子にどっちが合うのか気になる方は獣医師またはスタッフにお声かけください。
りゅうくんの車椅子
こんにちは看護師の久松です。
今回はりゅうくんの車椅子についてお話しします。
りゅうくんは前足を断脚した為、足が一本ないので他の今ある足の負担が多くなります。
その為、関節などの負担を減らすことができるように、りゅうくん専用の車椅子を作りました。
ベストを着て車椅子に乗ります。
専用のベストなのでぴったりです。
まだ練習中ですが、外でも自由に動けるようにすることが目標です。
車椅子に乗っていると自分では休憩がとれないので、適度に休みながら全身体力をつけて行きます。
もしお散歩の姿を見かけたら、応援お願いします。
こんにちは、獣医師の鵜飼です
こんにちは、獣医師の鵜飼です。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
私の近況はというと、先日、獣医神経病学会という学会に参加してきました。
この学会はその名の通り、獣医学、特に犬や猫における神経病学を主体に研究や治療の共有・報告を実施しています。
私は大学生時代から神経病学に興味があり、この学会に参加してました。
学生時代は神経病学の難しいメカニズムや病態生理学などの理解に苦しんでいたことを覚えています。
今は理解できることが増えて、神経病学の難しさも非常に面白く感じています。
また先日の学会は獣医神経病学に関連のある人だけでなく、放射線治療専門医の講演や、ヒト医療の医者によるコミュニケーションについての講演など非常に勉強になるものでした。
学会で得た情報を元に、以後の治療に結びつけていければ、救える命が増えればいいなと思います。
暑い夏、みなさんくれぐれも体調には気をつけてお過ごし下さい。
我が家の猫トイレ事情
こんにちは、受付の神宮です。
今回は我が家の愛猫リッツのトイレのお話をさせていただく事にしました。
リッツ(現在8歳)は1歳前からトイレ以外で用を足す事が多くとても悩まされました。
その頃既にトイレが二つありました。
両方のトイレに行ったり来たりしますが、何もせず出てきては私の顔を見ながら「ここでしちゃうよー」と言わんばかりに泣いて色々な場所でチーッとしてしまいます。
色々考えましたが特に改善される事もなく、ただ掃除がやり易いように家の中を変えていくしかありませんでした。
寝ている時、顔に雨?が降ってきて飛び起きた事もあります。
お洗濯も大変ですし、夜中だと寝不足になる事も少なくありません。
ところがある事がきっかけでトイレの位置を変える事になり、その二つのトイレの動線にもう一つ用意してみました。
すると行ったり来たりしているうちに、気づいたのでしょうか、吸い込まれるように新しいトイレへ!
何故かそれから粗相もかなり減り、今は大と小、時間や気分で毎日3個のトイレ使い分けています。
人と猫、生活を共にしている以上困ったことは解消していければいいですね。
我が家は何年もかかってしまいましたが、これからもリッツとの生活を楽しみたいと思います。
クーラーの効いたお家の中で運動してみませんか?
こんにちは、看護師の後藤です。
最近暑い日が続きますね~、いつの間にか夏になってしまったような感じです。
これからもっと暑い日が続くと思いますのでみなさん体調に十分気をつけていただければとおもいます。
暑い日お散歩の時間が短くなりますね.
日差しの弱い夜中や明け方に散歩に行ければ問題ないと思いますが、生活のリズムは皆さんそれぞれなので中々そうしたことが出来ない方も多くいらっしゃるとおもいます。
そんな時にはクーラーの効いたお家のなかで運動してみませんか?
家の中で運動量の確保なんて出来るの?と疑問に思われるかたもいらっしゃるかと思いますが、ちょっとした工夫をしてやると十分な運動量は確保できるんです!
その① お座り→立ち上がる
場所はどこでも構いません。お座りをさせて出来るだけその場で立ち上がるという動作をすることで、人でいうところのスクワットのような運動をさせることができます。
ですが一度に連続して何十回、何百回とやる必要はありません。1日の生活の中に少しだけプラスしてあげる程度行いましょう。
その② 障害物をまたぐ
わんちゃんが行ったり来たり出来るくらいのスペースを確保します。そのスペースでちょっとした障害物をおいてそこを超えさせます。
飛んで超えるよりはゆっくり一歩一歩またぐようにして超えるとより効果が期待できます。
障害物は何でも構いませんが、高すぎるとぴょんと飛んでしまいやすくなるので始めは1、2cm程度の障害物から始めてみるといいと思います。
またその障害物も超えるのにちょっと気にするくらいのものがいいです。
柔らかすぎたり、小さすぎると気にせず踏んづけてしまうことになるので、ラップの芯や少し硬く巻いた新聞紙などがいいかもしれません。
リハビリテーション科ではこうした運動をその子にそれぞれに合ったものをご提案させて頂いています。
夏場の運動量を確保したい方、シニア犬、健康維持の運動にご興味ある方は一度獣医師にご相談の上、リハビリテーション科にお越し下さい。