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検査時の注意点について

こんにちは。

獣医師の勝山です。

なんだかあっという間に暖かくなって、春を実感できるようになってきました。

暖かい日は絶好のお散歩日和ですね。

我が家の犬猫達はいつも一緒にお散歩します。

猫はスリングに入れてですけど、なかなかの気分転換になるようで楽しそうにしています。

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お散歩中。下から撮ったのでだいぶブチャイクです笑

 

今回は、検査時の注意点について少しだけふれたいと思います。

基本的に、一部の血液検査、お腹の超音波の検査、CT検査などの麻酔が必要な検査は絶食が必要です。

事前にこれらの検査を行うことが決まっている場合はこちらからごはんをぬいて来ていただくようお願いをしていますが、たまにごはんを食べてきてしまって検査が難しくなってしまうことがあります。

血液検査では異常な数値が出てしまうことがありますし、お腹の超音波の検査では胃腸の状態がうまく把握できなかったり、胃にごはんが入っていることにより近くの臓器(肝臓など)が全部観察できなかったりします。

麻酔が必要な検査では、麻酔時に食べたものを吐いてしまうことがあるので、吐いたものが肺に入って誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうことがあります。

ですので、検査を行う予定があったり(特にお腹の検査)、もしかしたら検査が必要になるかも…と思ったときはごはんを抜いてきていただくとありがたいです。

理想的には最後のごはんを食べてから8時間くらいたっていれば十分かと思います。

ちなみに、お水はのんでも大丈夫です。

もちろん、絶食が必要ない検査もありますので、わからない場合はお問い合わせください。

 

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