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総合診療科

猫の中毒

獣医師の福島です。

お花屋さんの前を通るたびにいつも思うことがあります。

こんなに綺麗なのに猫ちゃんにとっては危険なものもあって、注意して飾らないと、と。

今回は猫ちゃんが食べることで中毒を起こしやすい植物についてお話ししたいと思います。

中でも、家の中やベランダに置くことが多いものをピックアップしてみようと思います。

 

ポトス(観葉植物)

トマト

アサガオ

スイセン

ユリ、スズラン、チューリップ(ユリ科)

 

観葉植物はかなりの確率で中毒を起すものが多いので絶対に猫ちゃんの届く場所に置かないようにしましょう。

どうしても置きたい場合は猫ちゃんに毒性がないか調べてからにしましょう。

トマトはベランダやお庭で作っている方も多いと思います。

グリーンの実、葉や茎などに毒性があるので、猫ちゃんに触られないよう注意して下さい。

お花は私達を楽しませてくれますが猫ちゃんには危険なものも多いです。

特にアサガオ、スイセン、チューリップはお家の花壇で育てている方もいると思います。

また、ユリ、スズラン、チューリップはお家に飾ったりプレゼントとしてもらったりすることもあると思います。

猫ちゃんが近づけないところに飾って下さいね。

猫ちゃんは、肉食動物の食生活に合うように進化したため肝臓の働きが人やわんちゃんとは異なります。

そのため、植物中の成分が蓄積しやすく、体も小さいため中毒になりやすいのです。

ご紹介した以外にもまだまだたくさんあります。興味のある方は調べてみて下さいね。

fukushima.JPG

(仲良く寝てます)

 

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