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画像診断科

画像診断科のご紹介

こんにちは。獣医師の杉野です。

僕は現在、当院の画像診断科に所属しています。

画像診断科というと、直接診察にかかわることはなく、皆さんとお話することも少ないので、あまり馴染みがないかもしれません。

今回は、僕たちがどのように診療に携わっているのかを簡単にご紹介したいと思います。

まず、院内の各科の先生たちから画像検査の依頼を受けることから始まります。

その依頼に応じて、X線や超音波、CT、MRIといった検査の撮影や読影を行っていきます。

撮影された画像情報から、病変部の形や見え方などに注目しながら有用な情報を見つけ出し、考えられる病気を各科の先生たちに伝える役割を担っています。

病気によっては画像検査が診断の要となる場合も多く、その後の治療方針に大きく影響を与える可能性があるため、責任は重大です。

また、必要に応じて超音波装置やCTを用いて目的の病変に針を刺して細胞や組織をとる検査をしたり、CT検査で得られた画像を3D画像に再構成する処理を行っています。

このように僕たち画像診断医は基本的に裏方仕事を行うことが多く、表舞台に立つことは少ないですが、高度な医療を提供する上で必要不可欠な存在だと考えています。

当院には専門的な知識を有する画像診断医が多数在籍していますので、時には複数の診断医と意見交換を行いながら、適切な判断を下せるように努めています。

 

 

 

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