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総合診療科

貧血もいろいろ

こんにちは、獣医師の遠藤です。

献血についてのお話があったので、今回は貧血についてお話ししていきます。

貧血と聞くと、どこかから出血してしまっていることを想像される方が多いかと思います。

しかし、出血による貧血はほんの一部であり、その他にもいろいろな機序で貧血が起こることが知られています。

例えば赤血球を作る工場(骨髄)に問題がある時、体に必要十分な赤血球が産生できずに貧血となります。

また工場には問題なくとも、備蓄されている材料(栄養)が不足していたり、工場までうまく運搬できなくても、十分な赤血球が産生できなくなってしまいます。

中には不思議なことに、折角自分で作った赤血球を自分自身で破壊してしまう病気も存在します。

その他にも、寄生虫が感染してしまったり、欠陥のある赤血球が作られることで赤血球の寿命が短くなったりするなど、意外と原因は多岐にわたります。

これらは、その他の血液検査や画像検査、骨髄検査などを組み合わせて鑑別していきます。

貧血はさまざまな病気の結果でありサインの1つでもあります。

中には命に関わる場合もあります。

大事なご家族で貧血を認めた場合には、一度ご相談ください。

 

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