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2015年8月

とても大事な「社会化期」

こんにちは。看護師の渡部です。

私事ですが、先月から猫を飼い始めました。

まだ3ヶ月の子猫です。茶トラの男の子で名前は「こたつ」です。

こたつ1

遊ぶことが大好きで気の強いやんちゃな子です。

そんなこたつは頑張っていることがあります。

それは爪切りや歯磨き、体を触られることに慣れる練習です。

こたつ2

こたつ3

こたつ4

こたつ5

まだまだ練習中ですので、写真は寝ている隙に撮りました(笑)

病院に来るワンちゃんや猫ちゃんで体に触られることに慣れていない子はたくさんいます。

爪切りをものすごく嫌がったり、耳掃除のときに大暴れしたり・・・

そうならない為にも、小さいころから触られることに慣れさせるのはとても大事です。

ワンちゃんや猫ちゃんにとってもストレスの軽減になります。

皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、幼少の「社会化期」というのはとても大事な時期です。

大人になってからでは慣れさせるのにとても時間がかかります。

ぜひ小さいころから体を触られる事に慣れさせたり、いろんな人や物と触れ合わせあげてください。

何か困ったことや分からないことがあれば当院のスタッフも協力いたします。

こたつ6

ダックスフンドの種類

こんにちは

動物看護師の富沢です。

今回は人気犬種であるダックスフンドについてお話ししたいと思います。

ダックスフンドには、大きさが3種類、毛の種類も3種類あります。

まず大きさですが、大きい順に

スタンダードダックスフンド

ミニチュアダックスフンド

カニーンヘンダックスフンド

に分かれます。

よく見かける子はミニチュアダックスフンドが多いかと思います。

次に毛の種類ですが、

ロングヘアード  (毛が長い)

スムームヘアード  (毛が短い)

ワイアーヘアード  (毛が硬い)

に分かれます。

ロング、スムースはよく見かけるのではないでしょうか。

とみざわ

これは私の飼っているワイアーで、あるドラマが流行った時にはミニチュアシュナウザーと間違われることも良くありました。

人気犬種のダックスフンド、以前のブログでも紹介されましたが椎間板ヘルニアになりやすい犬種です。

体重管理や高いところへの上り下りに気をつけてあげてください。

少しでもおかしいかな?と思ったらすぐに病院へお越しください。

〜もしもの時のために〜

こんにちは。動物看護師の久松です。

学生の方はもう夏休みですね!花火大会などもう行かれましたか?

楽しい夏のイベントですが、花火の音や雷の音など気にした事はありますか?

動物たちは人間よりも聴力が良いため、突然の大きな音にビックリしてしまい思いがけず逃げ出してしまう事もあるかもしれません。

パニックになってそのままお家に帰れないなんて事もあるかもしれませんね。

そんなもしもの時のために準備をしておく事が大切です!

かんたんな事からはじめてみましょう!

首輪に鑑札をつけ名前や住所、電話番号などわかるようにしておく。

大きな音のする日は窓を開けない。誰かがそばにいるようにする。

首輪が外れてしまった時のためにマイクチップの装着だけでお家に帰れる確率は高くなります。

大好きな家族のもとにいち早く帰れるようにしてあげましょう。

つい最近ですが、私も8月の初めに帰宅途中に迷い犬を見つけました。

夜道をリードも付けずふらふら歩いていたため保護した子がいます。

くろちゃん

大型犬:mix

性別:男の子、未去勢

毛色:主に黒 足先、顔は茶色

首輪などはついていなかったため、外で飼われていて首輪を外して逃げてしまったのではないかと考えられます。

とてもキレイでお利口さんなのできっと飼われていたと思います。

お心当たりのある方はお手数ですが当院スタッフまでご連絡お願いします。

気を付けましょう!ノミやダニ

こんにちは、動物看護師の後藤です。

最近暑い日が続きますね。

この暑さで体調を崩された方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

十分に気をつけていただければと思います。

今回はもう一つ暖かい時期に気をつけていただきたいことについてお話ししたいと思います。

それはズバリ「虫」です。

虫といっても、アリやカブトムシといった類のものではなく、ノミやダニといった身体に付着する寄生虫です。これらは外部寄生虫とよばれています。

ノミやダニは通年活動していますが、気温が高くなると活動性、繁殖性が増します。そのため春から夏にかけて特に注意していただきたいです。

ノミやダニは動物の血液を吸血することで成長と繁殖をしてるため、たくさん付着した場合重篤な貧血を引き起こしたり、吸血の際ノミやダニの唾液などで、アレルギー反応や、伝染病を移したりします。

特にダニの伝染病に関しては近年死者をだして話題にもなりました。

ノミ、ダニの感染症は共に私たち人間にもうつる病気を運ぶ存在ともなりうるので、十分に気をつけなければなりません。

では、実際どうしたら良いのかというと、第一に予防です。

予防薬はネットや市販のものなどたくさんありますが、出来れば病院から処方されたものをつかった方がより良いと思います。

そして、

gto1

このように草むらにむやみに入らないことも重要です。

また次のポイントをよくみてあげるといいでしょう。

gto2

gto3

まぶた

gと4

耳の裏側

gto5

指の間

gto6

お腹

gto7

肛門周り

といった毛の薄い部分にダニはよく付着します。

gto8

ノミは毛の密集してるところにいるので、毛を掻き分けてみます。

 

散歩から帰ってきた時などに先ほどのポイントをみてあげるといいと思います。

また、ずっと室内で生活していても、なにかの拍子に室内へ入ってきてノミやダニが室内で繁殖するという事もあり得ます。

そのためずっと室内にいるわんちゃん、ねこちゃんも予防と、日々のスキンシップの一環としてよくみてあげるといいと思います。