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看護、介護

愛する家族が歳を重ねたとき

こんにちは。動物看護師の村山です。

早いもので今年も半年をすぎましたね。7月皆様いかがお過ごしでしょうか。 

さて近年、わんちゃんねこちゃんの寿命は少しずつ伸びてきました。

歳を取れば若い時のように歩けなくなったり、食べられなくなったり、また介護生活をしている飼い主様もいらっしゃると思います。

一日でも長くこの子と過ごしたいと思う一方で、その生活が長くなると、心と身体が疲れてしまうこともあるかと思います。

当たり前の日常が目の前から失われてしまうということは、私たち人も動物も辛いものですよね。

ですがそんな時は、今この瞬間、同じ時を共有できているという事に気持ちをむけてあげることもひとつかなと私は思います。

「何ができなくなってしまった」ではなく「何ならできる、すごいね」と今ある時間を大切に寄り添ってあげることでその感覚が自然と動物にも伝わるのではと思います。

私も小学生の頃から一緒に過ごしてきた大型犬が今年、虹の橋を渡り愛犬を見送る悲しみや心の痛みを改めて感じました。

動物病院に来院される飼い主様の中には様々な不安な気持ちを抱えている方もいらっしゃるのではと思います。

病院に来院された際にもしご不安に思われている事があればお声がけください。

わんちゃんねこちゃんとその飼い主様が最後まで悔いなく過ごせるよう、少しでもお力になれればと思っております。

↓写真は我が家で飼っていた愛犬たちです。

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(上からダックス16才、サモエド13才です)

 

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