看護、介護
猫の夏に注意したい皮膚トラブルと害虫対策
こんにちは、看護師の佐藤諒です。
7月も初旬を迎え、暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
我が家の愛猫も、涼しい部屋でまったりと過ごす毎日です。
今回は、猫の夏に注意したい皮膚トラブルと害虫対策についてお話しいたします。
① 紫外線対策
暑さ対策としてサマーカットにしている猫は、皮膚が直接紫外線にさらされやすくなります。そのため、外出時には紫外線対策を工夫しましょう。
特に白猫は紫外線に弱いため、直射日光を避ける対策(たとえば遮光カーテンの使用など)が必要です。
② 高温多湿による皮膚炎対策
高温多湿な環境では、細菌やカビが繁殖しやすく、皮膚炎の原因になります。
エアコンを使って室温を調整し、風通しを良くして湿度を下げることで、皮膚炎の予防につながります。
また、シャンプー後に半乾きの状態が続くと菌が繁殖しやすくなるため、しっかりと乾かすようにしましょう。
さらに、ブラッシングで抜け毛を取り除き、皮膚を清潔に保つことも大切です。
③ ノミ・ダニ対策
夏はノミやダニが活発に活動する季節です。定期的に駆虫薬を使用し、ブラッシングを通してノミやダニの有無を確認しましょう。
また、飼い主様が屋外で活動される際は、肌の露出を控え、帰宅後には体や衣服を軽く叩いてノミやダニを落としてから室内に入るようにしましょう。
日頃から猫の皮膚の状態をよく観察し、異常が見られた場合は、早めに当院のスタッフまでご相談ください。
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