ホーム>スタッフブログ>その他

その他

とても大事な「社会化期」

こんにちは。看護師の渡部です。

私事ですが、先月から猫を飼い始めました。

まだ3ヶ月の子猫です。茶トラの男の子で名前は「こたつ」です。

こたつ1

遊ぶことが大好きで気の強いやんちゃな子です。

そんなこたつは頑張っていることがあります。

それは爪切りや歯磨き、体を触られることに慣れる練習です。

こたつ2

こたつ3

こたつ4

こたつ5

まだまだ練習中ですので、写真は寝ている隙に撮りました(笑)

病院に来るワンちゃんや猫ちゃんで体に触られることに慣れていない子はたくさんいます。

爪切りをものすごく嫌がったり、耳掃除のときに大暴れしたり・・・

そうならない為にも、小さいころから触られることに慣れさせるのはとても大事です。

ワンちゃんや猫ちゃんにとってもストレスの軽減になります。

皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、幼少の「社会化期」というのはとても大事な時期です。

大人になってからでは慣れさせるのにとても時間がかかります。

ぜひ小さいころから体を触られる事に慣れさせたり、いろんな人や物と触れ合わせあげてください。

何か困ったことや分からないことがあれば当院のスタッフも協力いたします。

こたつ6

ダックスフンドの種類

こんにちは

動物看護師の富沢です。

今回は人気犬種であるダックスフンドについてお話ししたいと思います。

ダックスフンドには、大きさが3種類、毛の種類も3種類あります。

まず大きさですが、大きい順に

スタンダードダックスフンド

ミニチュアダックスフンド

カニーンヘンダックスフンド

に分かれます。

よく見かける子はミニチュアダックスフンドが多いかと思います。

次に毛の種類ですが、

ロングヘアード  (毛が長い)

スムームヘアード  (毛が短い)

ワイアーヘアード  (毛が硬い)

に分かれます。

ロング、スムースはよく見かけるのではないでしょうか。

とみざわ

これは私の飼っているワイアーで、あるドラマが流行った時にはミニチュアシュナウザーと間違われることも良くありました。

人気犬種のダックスフンド、以前のブログでも紹介されましたが椎間板ヘルニアになりやすい犬種です。

体重管理や高いところへの上り下りに気をつけてあげてください。

少しでもおかしいかな?と思ったらすぐに病院へお越しください。

〜もしもの時のために〜

こんにちは。動物看護師の久松です。

学生の方はもう夏休みですね!花火大会などもう行かれましたか?

楽しい夏のイベントですが、花火の音や雷の音など気にした事はありますか?

動物たちは人間よりも聴力が良いため、突然の大きな音にビックリしてしまい思いがけず逃げ出してしまう事もあるかもしれません。

パニックになってそのままお家に帰れないなんて事もあるかもしれませんね。

そんなもしもの時のために準備をしておく事が大切です!

かんたんな事からはじめてみましょう!

首輪に鑑札をつけ名前や住所、電話番号などわかるようにしておく。

大きな音のする日は窓を開けない。誰かがそばにいるようにする。

首輪が外れてしまった時のためにマイクチップの装着だけでお家に帰れる確率は高くなります。

大好きな家族のもとにいち早く帰れるようにしてあげましょう。

つい最近ですが、私も8月の初めに帰宅途中に迷い犬を見つけました。

夜道をリードも付けずふらふら歩いていたため保護した子がいます。

くろちゃん

大型犬:mix

性別:男の子、未去勢

毛色:主に黒 足先、顔は茶色

首輪などはついていなかったため、外で飼われていて首輪を外して逃げてしまったのではないかと考えられます。

とてもキレイでお利口さんなのできっと飼われていたと思います。

お心当たりのある方はお手数ですが当院スタッフまでご連絡お願いします。

気を付けましょう!ノミやダニ

こんにちは、動物看護師の後藤です。

最近暑い日が続きますね。

この暑さで体調を崩された方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

十分に気をつけていただければと思います。

今回はもう一つ暖かい時期に気をつけていただきたいことについてお話ししたいと思います。

それはズバリ「虫」です。

虫といっても、アリやカブトムシといった類のものではなく、ノミやダニといった身体に付着する寄生虫です。これらは外部寄生虫とよばれています。

ノミやダニは通年活動していますが、気温が高くなると活動性、繁殖性が増します。そのため春から夏にかけて特に注意していただきたいです。

ノミやダニは動物の血液を吸血することで成長と繁殖をしてるため、たくさん付着した場合重篤な貧血を引き起こしたり、吸血の際ノミやダニの唾液などで、アレルギー反応や、伝染病を移したりします。

特にダニの伝染病に関しては近年死者をだして話題にもなりました。

ノミ、ダニの感染症は共に私たち人間にもうつる病気を運ぶ存在ともなりうるので、十分に気をつけなければなりません。

では、実際どうしたら良いのかというと、第一に予防です。

予防薬はネットや市販のものなどたくさんありますが、出来れば病院から処方されたものをつかった方がより良いと思います。

そして、

gto1

このように草むらにむやみに入らないことも重要です。

また次のポイントをよくみてあげるといいでしょう。

gto2

gto3

まぶた

gと4

耳の裏側

gto5

指の間

gto6

お腹

gto7

肛門周り

といった毛の薄い部分にダニはよく付着します。

gto8

ノミは毛の密集してるところにいるので、毛を掻き分けてみます。

 

散歩から帰ってきた時などに先ほどのポイントをみてあげるといいと思います。

また、ずっと室内で生活していても、なにかの拍子に室内へ入ってきてノミやダニが室内で繁殖するという事もあり得ます。

そのためずっと室内にいるわんちゃん、ねこちゃんも予防と、日々のスキンシップの一環としてよくみてあげるといいと思います。

 

 

動物たちは人より熱中症になりやすいです

 

こんにちは。

動物看護師の吉川です。

 

最近はだんだんと夏に向けて暑さが増してきました。

ところで皆様、可愛い我が子の熱中症対策は万全でしょうか?熱中症は5〜10月までが起こりやすく、特に梅雨明けが要注意です!

 

駐車場で車内に動物を待機させる「5分くらいだから大丈夫……」

 

危険です!!!熱中症への道まっしぐらです!!!

 

車の窓を開けていたとしても、日中の車内の温度は直ぐに45℃まで上昇します!!

エアコンを消した車内は約10分で30℃になります!!

 

動物たちは人より熱中症になりやすいです。従って、30℃でも暑いのです。

 

診察をお待ち頂いている際に「他のワンちゃんを見ると吠えてしまう」「待合いスペースに居るのが苦手」と気を遣って頂いて車内で待機されている飼い主さんもいらっしゃると思います。

 

お部屋に空きがあれば一時的に涼しいお部屋にお預りする事も可能ですので、当院にいらっしゃった際にはお気軽にスタッフにお申し付けください。

yoshikawa

抜け毛の季節(夏への準備)

こんにちは、看護士の佐々木です。

学校や会社では、今月から“衣替え”ですね。

動物達も冬に伸びた毛が抜けて、夏への準備をします。

我が家の犬達も今まさに準備中。

冬服から夏服へ着替えるだけの私達と違って、動物達は気温の変化などで少しずつ毛が抜けていくので、ブラシをかけてもかけてもまだ抜けています。

いつまで抜けるのかなぁ~。

ささき

菜の花道

トリマーの鈴木です。

病院がお引っ越しして、もうすぐ1ヶ月。

トリミング室が2階になったので、正直、大変さが増しましたが、ようやく慣れて来ました。

駐車場も少し離れた所なので、重い荷物の時が少し大変です。

ですが、駐車場から病院までの道に、今、菜の花がたくさん咲いています。

mayu1

 

お花が大好きな私は、通勤道にお花があると、とーっても嬉しいです(*^^*)

ビタミンカラーの元気いっぱいの菜の花さんたちから、元気をもらえて、今日もガンバロウ!って思います(^-^)

mayu2

おつかれさまでした

こんにちは。中村です。

3月31日から引っ越しを始め、無事に4月6日に新病院にてリニューアルオープンする事が出来ました。

毎日、たくさんの患者さんがいらしています。

さて、では以前の病院はどうなってしまったのでしょう?

今はひっそりと役目を終えて、たたずんでいます。

あれほど人の出入りが激しかった病院も、人がいなくなると寂しいものです。
なかむら1

なか2

なか3


写真はどこだかわかりますか?

答えは…

第2診察室

待ち合い

受付

すっかり何もなくなり、ガラーンとしています。

林宝動物病院から始まり、現在の埼玉動物医療センターになるまで、本当にお世話になりました。

新天地でも質の良い医療を目指して頑張っていきますので、これからもよろしくお願い致します。

移転と院長のはなし

こんにちは。獣医師の平林です。

4月6日より新病院での診療が始まりました。

前日の内覧会では、大勢の皆様にご覧いただき、沢山のお言葉を頂きました。

本当にありがとうございました。

今回は移転の裏話です。

移転の話は2年ほど前からあがりました。

総合診療科に始まり、各専門診療が徐々に充実するなか、診療スペースの拡大が求められるようになってきました。

皆様にお待ちいただく待合室の広さ、診察室、入院室、手術室などが足りなくなってきました。

検査機器も様々なものが入りましたが、手狭になってきてしまったのです。

動物や皆様をなるべくお待たせすることのないように、安心してよりよい診療を受けていただけるように、この思いが移転のきっかけです。

病院は、安全で、利用しやすいようにたくさんの工夫がなされています。

院長、石川先生をはじめ、スタッフ、業者さんのアイディアが詰まっています。

病院1階は中央に広いスペースがあり、そこで処置や様々な検査ができるようになっています。

動物の移動の負担は少なく、スタッフ同士の連携もスムーズにできるようになりました。

セミナー室やスタッフルームは2階にあり、各々十分な広さがあります。勉強や体力回復もこれで快適です。

スタッフルームの一区画には動物部屋があり、院内やスタッフの動物の遊び部屋も造ってもらいました。

動物、ご家族の皆様、スタッフ、皆を想った病院となりました。

新病院での診療が始まる前に、院長から話がありました。

埼玉動物医療センターの生い立ちと院長の思いについてです。

埼玉動物医療センターの大元である林宝どうぶつ病院は一間から始まり、365日24時間、はじめは、獣医師は院長一人で診療をしていたそうです。

地域貢献を念頭におきながら、受け入れは広く、検査を自身の病院で行うことで早期治療ができるように、これが埼玉動物医療センターへ発展した背景でした。

刺激を受ける内容でした。

院長からメッセージを受け取り、埼玉動物医療センターの一員として、獣医療に貢献できたらなぁ、と思いました。

これからも、埼玉動物医療センターをどうぞよろしくお願いします。

 

☆おまけ☆

引っ越しは大騒動でした。

ひら1

院長も院長室を片付けました。

ひら2

かるまちゃんとりゅうくんも車でお引っ越しです。

ひら3

 

じゃこたくんはカートでお引っ越しです。  (うそです)

ひら4

院長からメッセージを聞いているところです。

ひら5

埼玉動物医療センターはここから始まりました。

ひら

今後とも、どうぞよろしくお願いします。

hira7

hira8

 

新病院の内覧会やってます!

こんにちは!

リハビリテーション科の藤澤です。

今日は新病院の内覧会です。

午前中はご家族の皆様向けの内覧会ですが、小雨が降る中、たくさんの方々がお越しくださっています!!

201545102615.JPG

201545102534.JPG

お花もたくさん届いています。ありがとうございます!

201545102829.JPG

20154510292.JPG

なかなか見ることが出来ない、動物病院のいろいろな場所を見て頂いています。

ご覧いただくことで、ご家族により安心して診療を受けて頂けると嬉しいです。

みなさん興味津々!

201545102936.JPG

獣医師のユニフォームの色も変わりました

20154510373.JPG

201545103752.JPG

院長も今日はスーツです!

元スタッフが内覧会に赤ちゃん連れてきてくれました

201545103936.JPG

神経科の金園先生と、整形外科の福田先生、鵜飼先生で歓談中

トリミング

トリマーの川口です。

今回は、シーズー犬のソラちゃんを紹介します。

ソラちゃんは子犬の頃から病院に通ってきてくれているので、トリミング室までの道順をバッチリ覚えています。

いつもお預かりすると、まっすぐトリミング室まで行って、ドアが開くのを待ってます。

かわぐち2

シャンプー中のソラちゃんです。

かわぐち1

足先をバリカンでツルツルにしたり、

かわぐち3

耳を三角にカットしたり、シーズーは色々なカットがあるのでおもしろいですね!

かわぐち4

トリミング終了後のソラちゃん、ニッコリ笑顔です。耳を短くすると幼い印象になりますね。

かわぐち5

病院移転のため、トリミングは3月30日(月)~4月10日(金)までお休みさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、新病院でもよろしくお願い致します。

猫のしっぽ

動物看護師の斉藤です。

今回は猫ちゃんのしっぽについてのお話しです。

皆さんのおうちの猫ちゃんの尻尾はどんなしっぽですか?

こんなふうに真っ直ぐ長いですか?

ayumi1

それとも少し短いでしょうか?

ayumi2

こんな風に曲がっているでしょうか?

ayumi3

日本ではしっぽが短かったり、曲がったりしている猫ちゃんはそんなに珍しくないと思います。

でも、猫のしっぽの形には地域差があって、海外ではしっぽが曲がったり短かったりするねこちゃんが珍しい地域もあるようです。

ご存知でしたか?

日本猫をもとに作られた猫種で「ジャパニーズ・ボブテイル」というのがいるのですが、この猫ちゃんはその名の通りしっぽが短いことが特徴です。

海外では人気があるのだそうです。

因みにうちの猫のしっぽは…

ayumi4

わかりますか?

ぐるんと輪っかになっているんですよ。

 

しっぽも個性豊かでかわいいですね。

供血犬デレクのその後

こんにちは。看護師の森下です。

 

今回は7月にもブログで紹介した供血犬デレクのその後を報告します。

2月でようやく1歳になりました!

前回のブログでも書きましたが、デレクは大人になって供血犬としての仕事ができるまでは、我が家で過ごしていました。スクスクと成長し、今は48キロくらいになりました。

3ヶ月の頃はこんな子犬でした。

201521504229.jpg

5ヶ月はちょっと大きくなっています。

 

201521504332.jpg

そして現在です

 

dereku

まだまだ子犬気分で突進してくるので、家具は壊れるし、私が転ぶこともしばしばあります…。

しかし私もデレクも少しずつお勉強をしながら、楽しく過ごせればと思っています。

今後は病院にいる時間も増えてくると思います。

我が家と病院の行き来をする予定なので、病院で見かけたときは声をかけてあげてください!

今後ともよろしくお願いします。

 

 

ある日のりゅうくん

 

こんにちは、受付の高橋です。

今日は、今までスタッフのブログにも何度か登場してきた、りゅうくんの1日を紹介します。

りゅうくんは、病院2階の医局で暮らしています。朝は、朝礼に参加します。

高橋1

「朝ごはん、まだですか?」医局でひたすら待っています

高橋2

お腹がいっぱいになり、寝ます。

高橋3

スタッフの昼食時間、「そのパン分けてください。」じっと見てます。

高橋4

夜ごはんまで退屈です。

高橋5

「そろそろ夜ごはんですか?」また、ひたすら待ちます。

高橋6

スタッフが帰る頃、「お休みなさい...」という振りをしつつ...

高橋7

おもむろに立ち上がり、 「ビスケットください。」...スタッフ更衣室の扉の陰で待ち伏せしています。

高橋8

もうおじいさんのりゅうくんですが、ドッグスクールに行く日は、とても生き生きして楽しそうです。

高橋9 高橋10

まだまだ元気でいてほしいと思います。

 

埼玉動物医療センターの一日

 

こんにちは、副院長の石川です。

先日、診察の合間に患者さんが「病院のブログ、楽しくみています。」と言って下さいました。

そう言って頂いたのはとてもうれしかったのですが、実は自分の順番が近づいてきていたので「どんなことを書けば楽しんでもらえるかな…」とほんの少しのプレッシャーも感じていました。

さて、このブログは当院のスタッフが順番に書いています。

過去のものを少し見返してみたのですが、動物病院のブログなのでやっぱり健康や病気に関わる話題が多いですね。

そこで今回は健康や病気とは直接関係の無い話にしてみました。テーマは「埼玉動物医療センターの一日」です。

埼玉動物医療センターの朝は、診療開始の9時よりもずっと前から始まっています。

まず早番のスタッフが出勤し、掃除や入院動物の治療の準備などを行っていきます。

そのうちに他のスタッフも続々と出勤し、入院動物の朝の治療や検査が進められます。

8時半にはスタッフがそろい、その日の予定の確認や当直のスタッフからの夜間の引き継ぎなどが行われます。

9時になると外来診療が始まり、病院の朝が本格的に忙しくなります。

診療時間中は外来診療と併行して、入院動物さんのケアや検査などが続けられます。

午前中の診療が12時に終わると、食事と少しの休憩がとれます。

午後もたくさんの仕事があるので束の間の休息といった感じです。

食事休憩が終わるとミーティングが行われます。

ミーティングでは入院している動物さんの状態をみんなで確認し、手術や検査の分担や調整、連絡事項の確認などをしています。

ミーティングが終わると手術、検査、入院患者のケアなど、各自が担当となった仕事をはじめます。

リハビリやトリミング、事務仕事などもこの時間に集中して行われています。

この時間帯には時々「お休みのところ申し訳ありませんが…」といってお電話を頂くことがあります。

午後の診療時間までは休み時間だと思われてのお気遣いでとてもうれしいのですが、実際はお休みしているわけではないんです。

4時半には午後の外来診療が始まります。

午前と同じように外来診療と入院動物のケアが進められます。

7時半に診療が終わり、入院動物の治療も終了するとその日の仕事が終了となります。

残った片付けなどを遅番のスタッフが担当して行います。

夜間は当直のスタッフが見回りを行ってお預かりしている動物に変わりがないかをみています。

また夜間の救急患者さんにも備えています。そして翌朝も同じように朝が始まります。

埼玉動物医療センターの一日をご紹介してみました。

如何でしたか?

今後もより良い獣医療を行えるようにスタッフみんなでがんばっていきますので、よろしくお願いします。

 

今、どんな顔していますか?

動物看護師の吉川です。

12月に入り、だんだんと寒くなってきましたね。

風邪は引いていませんか?

インフルエンザの予防接種はもうお済みですか?

飼い主様方も体調には十分気をつけてくださいね。

動物達も季節によっては体調を崩しやすい時期です。

最近、可愛い我が子の行動を観察していますか?

頭からしっぽまで触っていますか?

何か変化はありませんか?

 

年だから痩せてきたのかな…

お腹だけ張っている…

 

食欲が以前に比べて落ちた…

トイレに行く回数が増えた…

おしっこの色、うんちの形、臭いは?

 

咳をするようになったかも…。

 

ちょっとした意識で変化に気づけます。

少しでも疑問に思ったらお散歩のお友達に相談してみたり、病院に気軽に電話してみてくださいね。

その子の親は飼い主様だけですからね。

 

今、どんな顔してますか?

2014125115443.jpg

第35回動物臨床医学会年次大会

こんにちは、動物看護師の後藤です。

最近めっきり寒くなりましたね。

私は毎朝布団からでるのを躊躇いながら起きる日々が続いております。

私は11月14日、15日、16日と開催されていた第35回動物臨床医学会年次大会で口頭発表をしてきました。内容はご家庭でのリハビリテーションのやり方の指導やその説明についてです。

goto1

私自身、文書をつくるのも話すのも苦手としているので、とても苦労しました。しかし、なんとか無事に終わりとても良い経験になりました。

獣医療に関わる、獣医師、動物看護師、その他スタッフの多くはこういった学会などへ参加して、自分の考えや思い、そして研究などを発表、またそういった発表を聞き、情報を交換しています。さらに各専門の分野の話を聞くことで、それぞれがスキルアップを目指し努力しています。

私も今回の経験をいかして、より質の高い看護を皆様に提供できるよう頑張りたいと思います。

goto2

肛門腺のしぼりかた

こんにちは、動物看護師の田辺です。

ワンちゃん・猫ちゃんとお住まいの皆様、肛門腺のチェックはされていますか?

ワンちゃん・猫ちゃんのお尻には、肛門腺、肛門囊(のう)とも呼ばれる袋があり、ここから匂いの強い分泌物が出てきます。

肛門腺に溜まった分泌物を排便時に自然と出せる子もいますが、特に小型犬など定期的に絞ってあげないと出せない子も多いようです。

「お尻を床に擦りつけている」「お尻を気にしたり舐めたりする」このような時は肛門腺が溜まっているサインかもしれません。

tanabe

肛門腺は、肛門の左右下に2つあります。

肛門を中心として4時と8時の位置と考えるとわかりやすいです。

しっぽを上に持ち上げて、自分の親指と人差し指でつまむようにし、下から上に持ち上げる感覚で搾り出すと、肛門からピュっと出てきます。

コツをつかめば簡単に絞り出せるようになると思うので、ぜひお家でもチェックしてあげてください。

肛門腺の色や臭いは様々で、茶色~黄色っぽかったり、固めでつぶつぶしていたり、サラサラの液状だったりします。

肛門腺はとても匂うので、絞り出すときに顔を近づけて覗かないようにしましょう。私はついつい覗き込んでしまい大変な目にあったことがあります。

また、固くなってしまいなかなかしぼり出せない子や、W・コーギーなどお尻が張り出している体型の子などは難しいので、獣医さんにお願いすることもあります。

肛門腺がつまってしまうと、炎症や破裂を起こすことがあります。肛門腺をチェックした時に痛がっているようでしたら無理をせず、ご来院の際に診てもらうようにしてください。

早速ですが、問題です。

こんにちは、看護士の佐々木です。

早速ですが、問題です。

下の写真の2匹のワンちゃんのうち、どちらか1匹は義眼の手術をして目にシリコンが入っています。

さてどちらでしょうか?

sasaki1

答えは、右側の青いハーネスをつけているワンちゃんです。

この2匹は、私が飼っている犬で、アンジェ(左)とタヌ(右)と言います。

タヌは、緑内障で両眼が見えなくなり手術を考えましたが、もともと活発に動き回るタイプの子では無かったことや今までと変わらない食欲や嫌がることのない散歩姿を見て、無理に手術をしなくてもいいのかなと思うようになっていました。

でも眼科の先生からの「手術してあげたほうがいいよ」という言葉に背中を押され手術をすることに。

sasaki2

手術前

sasaki3

手術後

sasaki4

現在

1ヶ月も経つと落ち着いてきます。

手術後、酷かった涙やけもなくなり、なでて欲しくて自分から頭を擦り付けて甘えるようになったり、他の物や匂いに興味を持つ時間が増えました。

そんな姿を見て、我慢できる位であっても、やっぱり頭痛や頭が重いなど本人にしかわからない痛みや不快感があったんだなぁと痛感しました。

目が見えないことで、時にぶつかったり踏み外したりすることもありますが、臆することなく元気に歩いている姿や甘える仕草を見て、手術をして良かったと思っています

動物は人よりも痛みに強く周りに悟られないよう我慢をしようとします。

だから気づきにくいかもしれませんが、「痛そうには見えない」「もともとあまり動かないから」などと思わず、ご相談ください。

 

 

狼爪(ろうそう)の爪切り

動物看護師の小山田です。  

今回はワンちゃんの爪切りのお話です。

狼爪(ろうそう)という爪を御存知ですか?

ここの爪のことです。 

はなこ1                                                                                                                              

他の四本に比べるとちょっと離れたところにあります。

ワンちゃんが立つと…

はなこ2

このように狼爪は地面につきません。

ワンちゃんの爪はお散歩で地面と擦れ削れてると思われるかもしれませんが、地面につかない狼爪だけ削れることなくのびていることがよくあります。

狼爪がのびると皮膚に食い込んでしまうこともあり、そうすると痛みを生じることもあります。

そうなる前にぜひ爪を切ってあげてください。

ご自宅での爪切りが難しい場合は、診察などで当院にお越しの際にぜひお声がけください。

ワンちゃんの狼爪チェックをぜひしてみてくださいね。